ツーフェイスマーク −two face mark−

ツーフェイスマーク −two face mark−

 

ツーフェイスのマークを

とってもシンプルにラインワークで仕上げました。

 

元はメキシコ系アメリカ人の間で流行した

チカーノタトゥーというジャンルからきたデザインです。

「Laugh now,Cry later.」

(今は笑って泣くのは後)

という意味が込められています。

どういうことかと言うと、

「人生で起こる様々なことをネガティブに捉え、過去に囚われ生きるのではなく、

ポジティブに前を向いて今を精一杯生きる」

といった様な、とても前向きな意味が込められています。

 

中には、他に

「Play now,Pay later.」

(元が取れる)

(簡単に言うと、今は遊んで遊んだ事が財産となり、最後に採算をとるということです。)

「My happy life,My sad life.」

(幸せな人生と不幸せな人生)

といった意味もあるそうです!

 

チカーノタトゥーはギャングから始まっているジャンルのタトゥーで、

1920年頃から1930年頃にメキシコから貧困層の白人・黒人が

ロサンゼルスに移住してきたのが、チカーノの始まりと言われています:)

後に、パチューコと言われる2世在米メキシコ人の若者が、

ユニークな言葉やファッションでパチューコギャングとして

団結し、その証として十字架のマークを親指と人差し指の間の

付け根あたりに手彫り(謂わば遊び彫)をしたのが、

始まりなどと言われているそうです:)

そのギャングたちによって、チカーノという文化が発展していったそうです!

 

そんなギャングたちは、(まぁギャングなので捕まることもあったのでしょう。)

1960年代にアメリカ南西部の刑務所内の壁画やタトゥーなどの

アートがチカーノアートにインスピレーションされ、

(チカーノ運動や、政治、宗教、貧困、刑務所、家族への愛など)

今に至るそうです。

簡単に言えば、元はプリズンタトゥーなわけです。

 

ギャングたちが、

今を楽しめ!過去に囚われるな!など、

幸せな人生、不幸な人生、という事をアートにしているのも

なんだか少し納得いく気が当方はします:)

(貧困層の人が移民として、他国へと行き、“過去よりも今“、

“幸せな人生と不幸せな人生“と表現していること自体、重みが違いますよね。)

 

このような背景から、昔からタトゥーは親しまれ、

時代を超え、デザインも技術も職人たちの手によって発展し、

今のスタイルになったこと、

とても興味深いですし、面白いですよね:)

 

そんなツーフェイスのデザインが可愛く、シンプルになり、

恐らく簡略され変化していったデザインがこの顔文字かと思います:):

(当方の意見ですので、あくまでも参考までにして頂けたらと思います。)

気軽に入れられるツーフェイスのデザインなので

おすすめです:)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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