つる日々草とかすみ草 −periwinkle & baby‘s breath−

つる日々草とかすみ草 −periwinkle & baby‘s breath−

 

 

腹部にツルニチニチソウとかすみ草の花束を

カラーありで仕上げました。

 

ツルニチニチソウの花言葉は、

「優しい」「優しい思い出」「優しい追憶」「幼なじみ」「思い出」

です。

 

これらの花言葉は、哲学者・思想家であったジャン=ジャック・ルソー

の自伝作品「告白」が由来と言われています。

 

その「告白」のお話の中に、

ルソーが愛したヴァランス夫人がツルニチニチソウを見かけ、

他愛ない話を楽しんだ遠い恋の思い出にちなんで上記の花言葉が

付けられたとも言われています。

 

ジャン=ジャック・ルソーは有名な「社会契約論」「エミール」の作者でもあり、

ほとんど孤児同然だった身から、(母はルソーを産んですぐに亡くなっています。)

ヨーロッパで有名な思想家へと上り詰めていった人物です。

 

そんなルソーが書いた自伝「告白」の内容を

ざっくり説明すると、

ルソーはジュネーブで時計師の父イザックと母シュザンヌの間に生まれます。

青年期には盗みをしたり、女の子をストーカーしたり、

男の人と一緒に寝たりしながら、幸せに過ごします。

後に、自分の書いた文学作品が世間から評価され、有名人になります。

(この時、本人は納得いってなかったそうです)

そして、上記にもある「エミール」で、キリスト教を批判したことにより、

迫害を受け、亡命生活を余儀なく送ることになります。

この事態から、友人たちは態度が一変し、ルソーは孤立し、

被害妄想(精神的なものによる)が激しくなり、

自分の境遇や友人のその裏切りに絶望を味わいました。

そのことに耐えられなくなったルソーは、

自分が清廉潔白であることを証明、訴えるために

「告白」という自伝を書くことにしました。

 

もっと細かく書くと、ルソーはフランス革命の支柱になったのではないかと

言われる「社会契約論」を書いた天才だと言われているものの、

自伝の「告白」を読むと、かなりぶっ飛んだ変態であることがわかります笑

(気になる方は読んでみて下さい笑)

(当方は紙一重とはこのことなのかなとも思います。。)

 

でも、そんなルソーが現代民主主義の基礎となる思想が書かれている

「社会契約論」を書いてなければ、それが世に出ていなかったら

今の世界はないかも知れません。

 

そして、好きな方も多いかすみ草の全般の花言葉は、

「幸福」「感謝」「親切」「無邪気」

です。

 

そして、かすみ草のカラーによっても変わるそうで、

ピンク・・・「切なる願い」「感激」

赤・・・「感激」

青・・・「清い心」

などがあるそうです:)

 

*ちなみに「無邪気」の花言葉は、かすみ草の英名である

「Baby‘s breath(赤ちゃんの吐息)」から由来して付けられたそうです:)

 

ぜひ、参考までにして頂けたらと思います!

 

 

 

 

 

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