福寿草&マートル −Adonis ramosa & Myrtle tattoo−

福寿草&マートル −Adonis ramosa & Myrtle  tattoo−

 

 

前腕側部に福寿草とマートルのお花を

カラーなしのファインラインで仕上げました。

 

 

福寿草の全般の花言葉は

「幸福」「祝福」「幸せを招く」「回想」「思い出」「悲しき思い出」

などが挙げられます。

 

 

旧暦の元日頃に黄金色(黄色)のお花を咲かせることから、

一番早くに春を告げるという意味で

江戸時代に「福告ぐ草(フクツグソウ)」と呼ばれていました。

しかし、語呂が悪いとのことで、おめでたい「寿」と差し替えられ、

「福寿草」という名前になりました。

 

何故、「寿」が採用されたかというと、

福寿草は開花時期が長いことから、長寿の意味もある為に使われたそうです。

 

 

ちなみに、福寿草の根茎を乾燥させたものを「福寿草根」と呼び、

浸剤やチンキ剤として、強心、利尿作用があります。

ですが、とっても毒性が強く、とっても危険らしいです。

50キロの成人の場合、35mgで致死量に至るくらい

強力な毒(アドニン)を持っているお花になります。

 

 

マートルの花言葉は

「愛の囁き」「高貴な美しさ」「愛くるしさ」「快楽」「遠く離れた恋」「勝利」

などが挙げられます。

 

古代ギリシャ人は、昔から世界で儀式の浄化に使用された芳香性の樹脂、

「ミルラ」と同じ語源を持つ古代セム語

(紀元前3000年まで遡ることができる北アフリカから西南アジアに渡る語族)から

「マートル」という言葉を取り上げました。

又、「マートル」という名前は、ギリシャ語の

「myrtos(愛のハーブ)」に由来しています。

 

マートルという植物は古代ギリシャとの関係が深く、

ギリシャ神話では、マートルは愛、美、喜びを司る女神アフロディーテの聖なる木とされており、

庭に植えられていました。

そして、アフロディーテを描く時によくマートルの冠やリースを被って描かれることが一般的でした。

 

又、古代ギリシャの都市エリスの聖域という場所では、

女神がマートルの枝を持っていることから

マートルが薔薇と同じくらいアフロディーテにとって神聖であることを象徴していたり、

マートルの花輪はオリーブの枝と同じように、

平和、勝利、繁栄を意味すると考えられていたり、

ギリシャ神話ではマートルは穀物、豊作、成長、栄養の女神であるデメテルの聖なる木であり、

農業には特に縁起の良い木ともされていました。

 

加えて、ローマ人はマートルを愛の女神ヴィーナスに捧げました。

伝説になっているのが、ヴィーナスが奇跡的に誕生した時、

海から上がった彼女はマートルの小枝を持っていたそうです。

又、他にもヴィーナスがサイレア島を訪れた時に、

自分が裸であることに気付き、すぐに服を着なければならない時に

近くにあったマートルの木に覆われ、自分の無垢な心を守ったと言われています。

 

 

このように様々な言い伝えや、神話に度々登場するマートルですが、

それのみならず、マートルはヨーロッパでは

美容オイルとして良いとされてたり、

香水にも使われていたり、

殺菌、殺真菌、抗ウィルス作用があるため、感染を抑えたりしてくれます。

 

さらに、マートルオイルは、神経系をサポートし、

ストレスや眩暈、神経過敏、鬱などの症状が慢性化しないように

お風呂やディフーザーなどに使用することで予防できたりもします!

そして、免疫を手助けしてくれたりと身体にもとても良いことづくしの植物です:)

 

 

これらのことから、

福寿草もマートルも遥か昔から今日まで

たくさんの人に愛され親しまれていることが

わかりますよね:)

 

 

花言葉も素敵なお花なので是非、参考にしてみて下さい:)

 

 

担当者:彫師 AYAKA

予約当日の施術:可能

施術時間:2h

痛さレベル(10段階):4

 

 

当店では細い線ワンポイントタトゥーレタリングタトゥーを得意としています!

女性スタッフ.女性彫師も在籍しておりますので、タトゥーを入れるのが初めての方女性の方にも安心してご来店いただけるかと思います!

 

わからないことや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

T.C tattoo tokyo

ティーシータトゥー東京

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