十字架 薔薇 −cross & rose tattoo−

十字架 薔薇 −cross & rose tattoo−

 

前腕に薔薇と十字架のデザインを

Black &Grayで仕上げました。

 

十字架のタトゥーの意味は

「神聖」「復活」「希望」「生命力」

などの意味が挙げられます。

 

薔薇のタトゥーの意味は

「愛」「美」「繁栄」

などの意味が挙げられます。

 

十字架も薔薇もどちらもキリスト教と関係が深いので、

それぞれ簡単にご紹介します。

 

十字架ですが、イエス・キリストが磔の刑にされる際に

使用された道具が十字架です。

その後、イエス・キリストが復活したことにより、

死への勝利、信者の救済の象徴、シンボルとして

崇められるようになりました。

 

そんな十字架ですが、元はペルシャ人が磔の刑を考案し、

最初に使用したとされています。

なぜこのような形になったかというと、

処刑された死体によって、ゾロアスター教の最高神、

アフラ・マズダに奉献された大地を汚さないようにするため等と言われています。

 

元は、磔の刑は奴隷限定で使用されていました。

後に、奴隷以外の一般人にも使われるようになり、

時には800人のユダヤ人が磔の刑にされたこともあるそうです。

 

十字架には罪状が書かれた紙を貼り、

磔られ放置される為、緩慢な死が訪れる、

そんな内容である為に、かなり酷くキツく想像を絶する程苦しいことから、

最大の死刑とも呼ばれ、最も醜いものとされました。

 

そんな重い処刑内容であるにも関わらず、

イエス・キリストが復活したことで、

十字架に対する考えや価値観、イメージなどが

ひっくり返ったことは言うまでもありません。

 

それから今日まで、十字架の意味としては、

人類救済のための自己犠牲、罪や死に対する勝利、愛、神聖なもの

という様になっていったとされています。

 

そして、西洋文明では「赤い薔薇」はキリスト教の

象徴とされ、イエス・キリストが十字架の上で

流した真っ赤な血潮のイメージであることから、「殉教」の象徴とされ、

「白い薔薇」は聖母マリアの純潔を表したりするそうです。

*聖母マリアの象徴は百合とも言われています:)

 

又、初期のキリスト教では、

棘のある薔薇は「邪悪な花」とされ、布教者たちは自分たちを迫害する

ローマ人の贅沢な暮らしを象徴する異教の花とし、嫌っていました。

ですが、キリスト教が公認され、「薔薇には元は棘はない」という教えが広まり

徐々に取り入れられていきました:)

 

このような背景を見ると、

どちらもキリスト教と関係があることから

よくデザインでも十字架と薔薇の組み合わせを見るのかなと思います。

 

そして、宗教や神話に関連するデザインがタトゥーは基本的に多いのですが、

恐らく(個人的な考えにはなるのですが)、

昔は、今ほど化学も物理も様々なジャンルにおいて

知識や情報などがない為に、理由もわからず、天災などに襲われたり、

病気になることから、こういった宗教や神話などを

人は心の拠り所にしていたのだろうと思います。

そうすると、自分が大事にしている考えや事柄をタトゥーに刻む人が多いので、

必然的に宗教や神話が関連するのかなと思います。

 

このようなことから、

タトゥーは歴史あり、長く愛されてきたことがわかりますよね:)

(日本だと少しイメージが異なるかもしれませんが…)

 

是非、デザイン選びをするのに

参考にして頂けたらと思います:)

 

担当者:彫師 AYAKA

予約当日の施術:可能

施術時間:5h

痛さレベル(10段階):5

 

 

当店では細い線ワンポイントタトゥーレタリングタトゥーを得意としています!

女性スタッフ.女性彫師も在籍しておりますので、タトゥーを入れるのが初めての方女性の方にも安心してご来店いただけるかと思います!

 

わからないことや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

T.C tattoo tokyo

ティーシータトゥー東京

東京都荒川区東日暮里6-59-9

タワーホーム5F

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