天使 −Angel tattoo−

天使 −Angel tattoo−

 

上腕に雲に寝そべっている天使を

ラインワークで仕上げました。

 

天使のタトゥーの意味は、

「神聖」「守護」「祝福」「純真無垢」

などが挙げられます。

*地域や国によって意味合いが異なる場合もあるのですが、他だと

「信仰」「自由な精神」「強さ」「希望」

などのシンボルとして扱われることもあるそうです。

 

由来としては、天使そのものの役割から来ているそうです。

その役割というのが、基本的には

「“天空の神様“と“地上の人間“との架け橋、伝達係」、

「迷える人間にご加護(幸福)を導く存在」と言われ、

聖なるモチーフなのが天使なのです。

 

*神聖・・・神様という神聖な存在の使いである天使も神聖な存在、イメージとしてつけられた様です。

 

*守護・・・天使のご加護から由来し、実際キリスト教では、

人が産まれた時からずっと天使が見守っていて、

悪から守り、幸運を運んでくれると信じられています。

 

*祝福・・・迷える人間を幸福に導く天使の存在を“神から授かった祝福“

と捉えたことから由来していると言われています。

 

又、天使は純粋無垢の象徴としても有名であり、

愛らしい天使の様子や容姿、そして神様の使いであるということは

汚れなく清らかな存在であることから由来しているとされています。

 

ちなみに、天使には必ずと言っていいほど

“翼“があるイメージ、絵画が多いのですが、

実は元々は天使には翼はありませんでした。

 

ローマのカタコンプという墓所に描かれている

旧約聖書の「ヤコブのはしご」の絵の

はしごを上り下りしている2人が天使で、

2世紀から4世紀の間、天使には翼はついていませんでした。

 

それはなぜかというと、

2世紀から4世紀はキリスト教は世に認められていた訳ではなく、

まだ新興宗教なのでみんな隠れキリシタンでした。

その頃メインの宗教は、古代ギリシャ・ローマ神話における

神様たちを信仰していたそうです。

それらの神様には翼が生えていました。

その為、古代ギリシャ・ローマ神話と差別化を主張しなければならず、

翼を付けることをやめたそうです。

 

じゃあ何故、最終的に翼がついたかというと

キリスト教が国教になったからと言われています。

 

昔の人たちも天使に翼がないのは

人に見えてしまい、天使にちゃんと見えないということから、

翼がつけられる様になりました。

 

ただ、0から作り出すのは難しいため、

モデルになったのが、古代ギリシャの勝利の女神ニケ(有名ですよね)も

(余談ですが、スポーツブランドのNIKEもこのニケから来てNIKEと命名されてます)

神様からの勝利のメッセージを持ってくる、

天使も同じように神様と人との架け橋、伝言をする役割を果たすことから

参考にされたのではないかと言われています。

 

ニケを参考にしていなかったら、

今のような天使の姿、翼ではなかったかもしれないです:)

(今はかなり翼、羽のデザイン豊富ですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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